IMM THEATER

IMM THEATER（アイエムエムシアター）

IMM THEATERは、東京ドームシティ内に位置し、東京都文京区後楽に所在する新しい劇場です。この劇場は、東京ドームと吉本興業グループが共同で運営しており、特にエンターテインメントの観点から多くの期待が寄せられています。

概要

IMM THEATERの設立が発表されたのは2022年12月12日で、東京ドームは吉本興業ホールディングス傘下の株式会社LIVE FORWARDと提携し、700席の収容が可能な劇場の建設に着手しました。

2023年2月28日には具体的な劇場名が発表され、劇場はIMM THEATERと名付けられました。この名前には、明石家さんまの座右の銘である「生きてるだけで丸もうけ」（IkiterudakedeMaruMouke）が由来しています。さんまは、この劇場の「DM」（Don't Manager）に就任し、こけら落とし公演にも出演することが予定されています。

さらに、劇場のロゴマークは、2023年9月22日に公開され、奈良県の薬師寺長老・安田暎胤の揮毫を基に、著名なアーティストであるジミー大西がデザインを手掛けました。

そしてついに、2024年1月10日には劇場が開館し、初演を飾る新作舞台が明石家さんま主演で上演されます。この舞台のタイトルは、『斑鳩の王子 －戯史 聖徳太子伝－』で、脚本は輿水泰弘、演出は水田伸生が担当しています。

特徴

IMM THEATERは705席の座席数を誇り、そのうち2席は車いす利用者向けです。これは、東京都内にある吉本興業の劇場の中では最も多い数となっており、全体の劇場の中でもなんばグランド花月に次いで多くの観客を収容できます。

この劇場は、吉本興業にとって初めての演劇や音楽イベントに対応できる多目的な劇場です。さらに、オンライン配信にも対応しているため、現場に来られない観客にも楽しんでもらえる環境が整っています。

舞台はプロセニアム型式で設計されており、その生地は幅約12メートル、高さ約7メートル、奥行き約11メートルというサイズを持ち、すのこの高さは約14メートルに達します。このような設計により、多様なパフォーマンスに対応できる仕組みが備わっています。

アクセス

IMM THEATERへのアクセスも良好です。中央・総武緩行線水道橋駅の東口からは徒歩3分、都営地下鉄三田線の水道橋駅A2出口からも3分、また東京メトロ丸ノ内線および南北線の後楽園駅2番出口からは徒歩9分、さらに都営地下鉄大江戸線の春日駅6番出口からは徒歩11分と、多くの駅から簡単にアクセス可能です。

IMM THEATERは、エンターテインメントの新たな拠点として、観客に愛される劇場になることを目指しています。

もう一度検索